インテルのクリスティアン・エリクセンは、ますますチーム内での序列を上げているようだ。『コッリエレ・デッロ・スポルト』や『トゥットスポルト』が17日に伝えた。
前節ラツィオ戦で高評価を受けたエリクセンは、負傷中だったアルトゥーロ・ビダルの代役として入った。インテルは16日をオフとして17日に練習を再開し、ビダルも通常練習に戻っている。
ただ、『コッリエレ』は、「コンテがラツィオ戦で優れていたエリクセンよりも彼を選ぶ可能性は低いだろう」と記し、ダービーでもエリクセンが起用されるとみている。
『トゥットスポルト』も、「エリクセンがヒエラルキーを覆した」と記した。ただ、こちらはビダルにもフォーカス。ダービーに向けて準備を急いでいるビダルは「コンテの考えにおいて、彼は常に中盤に重みを与える」。それゆえに「コンテはシーズン前半戦、どこだろうと彼を少しプレーさせてきた」と指摘。「両者の関係は壊れていないが、コンテは決定的な存在に戻らなければいけないビダルからのリアクションを再び待っている。エリクセンの復活が素晴らしい目覚めのきっかけになるかは分からない…」と記した。
エリクセンの活躍により、チーム内の競争が活発化していくかもしれない。