フィオレンティーナのMFガエターノ・カストロヴィッリが、『ガゼッタ・デッロ・スポルト』の番組でインタビューに答えた。『FirenzeViola』がその様子を伝えている。
23歳のカストロヴィッリは、2017年から2シーズンをクレモネーゼで過ごした。レンタルから戻ってきた同選手はブレークを果たし、一気にイタリア代表に呼ばれるまでになっている。
カストロヴィッリは「クレモナで2年間はすごく役に立った。経験豊富な選手がそばにいて、成長するためにたくさんのアドバイスをくれたからだ」と話している。
クレモネーゼ時代は、今よりも前でプレーしていた。
「クレモナでの1年目は、テッセル監督が2トップの下でトレクアルティスタをやるように言われていた。試合中にインサイドハーフになったりしたね。昨シーズンはインサイドハーフが主になった。たまにウイングもやったね。でも、いつもダニエレ・クローチェのアドバイスに耳を傾けた。彼はイリュージョン使いだ」
セリエBでプレーしていたカストロヴィッリは、今シーズンからセリエAに挑戦。突然の大ブレークだった。
「全く予想してなかったよ。セリエAでのプレーは、子供たちみんなの夢だ。それが実現したわけだけど、まだ信じられない気持ちだね」
カストロヴィッリは今シーズン、ここまで3得点を挙げている。これからゴールは増えるだろうか。
「モンテッラもイアキーニも、もっとゴールを決める力があると言ってくれた。もっと成長して、もっと決定的にならないとね」
ただ、カンピオナートは新型コロナウイルスの影響で中断している。
「再開が待ち遠しい。でも、まずは健康と安全だね。家でフォームを維持するために頑張っているよ。でも、ピッチでのトレーニングとはやっぱり違うね」
マンチェスター・シティのケビン・デ・ブライネがロールモデルかと問われると、カストロヴィッリはこう答えた。
「デ・ブライネは本当にすごいね。感銘を受けるし、YouTubeでも見るよ。インスピレーションを受けたのはカカーだ。彼の推進力だね。憧れはいつだってロナウジーニョだよ」
フィオレンティーナの若手有望株には、FWリッカルド・ソッティルの名を挙げた。
「ソッティルは伸びしろがすごいと思う。僕が好きな選手だしね。今はプレーするために監督の信頼を得ているところだ。ただ、すごいクオリティがあることは確かだよ」
カストロヴィッリは、『WhoScored.com』のインタビューも受けている。
その中で、セリエBとセリエAの違いに触れた。
「セリエBはすごく難しい。でも、セリエAは全くリーグだ。たくさんのトップクラスの選手がどのチームにもいる。下位のチームでも危険になり得るんだ。セリエAのインテンシティと戦術は、下のリーグで再現するのが難しい。技術面でもそうだね。このリーグで戦う選手たちは、みんなしっかりと準備ができているよ」
同僚のフランク・リベリについても話している。
「リベリ・リベリのようなフェノーメノと一緒にプレーできることは誇らしいし、幸運だよ。フランクは、たくさんアドバイスをくれる。彼のおかげでもっと成長できると感じるね」