フィオレンティーナのFWドゥシャン・ブラホビッチは、まだ去就が不透明だ。『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が15日に伝えている。
21歳のブラホビッチは現在の契約が2023年まで。現行契約は40万ユーロで、クラブは3倍+ボーナスでの新契約を用意している。
しかし、まだブラホビッチ側がこのオファーに応じていない。そこで、ローマやフィオレンティーナが獲得を検討している。
ローマは以前からブラホビッチの獲得に興味を持っている。35歳のエディン・ジェコの後釜として、ブラホビッチはサイズ的にもうってつけと考えており、昨年から動いているようだ。ジェコの契約は2022年までとなっており、こういった噂につながることは自然にも見える。
ミランにとっても、ブラホビッチの年齢は魅力。ズラタン・イブラヒモビッチ、マリオ・マンジュキッチと大物がセンターフォワードにいるものの、いつかは世代交代が必要だ。そこでブラホビッチに関心を持っているという。
フィオレンティーナは、ブラホビッチに未来を託したい考えで、こういったオファーに抵抗するものとみられる。ベルナルデスキやキエーザを引き抜かれたフィオレンティーナは、再び主力流出をなんとしても逃れたいところ。それが不可能ならば、できるだけ多くの移籍金を引き出したい意向で、4000万ユーロ級のオファーがなければ応じないつもりだと伝えられている。
13日のベネヴェント戦でトリプレッタを達成したブラホビッチは、今シーズンのセリエAで12得点を記録している。
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