ジェノア、スーパーゴール3発で2点差ひっくり返して逆転勝利 デ・ロッシは手応え、退場スコルプスキの評価は?

ボローニャは判定に疑問

25日に行われたセリエA第22節のジェノア対ボローニャは、3−2でホームのジェノアが勝利を収めた。

ダニエレ・デ・ロッシ監督のもとで調子を上げているジェノアだが、この日は立ち上がりから苦戦を強いられ、後半立ち上がりまでに2点のビハインドを背負った。

しかし、ジェノアは55分にルスラン・マリノフスキとジュニオール・メシアスを投入。その直後には、ボローニャのGKウカシュ・スコルプスキがエリア外でのボール処理を誤ってボールを失い、さらにファウルで相手を止めて一発レッドとなった(OFRで確認、退場判定変えず)ことで、流れが変わった。

ジェノアは62分、マリノフスキが強烈な無回転FKを叩き込んで1点を返すと、78分にカレブ・エクバンの反転ボレーで同点に追いつく。さらに後半アディショナルタイムにはジュニオール・メシアスが技ありのミドルシュートを決め、3−2で勝利。直近5試合で2勝3分けとし、13位まで順位を上げた。

一方のボローニャは、カンピオナート直近8試合でわずか1勝と苦境を抜け出せていない。

デ・ロッシ「ジェノアでの経験は素晴らしい」

デ・ロッシ監督は試合後、『スカイ』のインタビューで次のように試合を振り返った。

「立ち上がりは良かった。20〜25分は互角に戦えていたが、相手のゴールで少し苦しくなった。オウンゴールの後の退場の場面が試合を変えたし、得点も同様だった。スタジアムの後押しもあって、素晴らしく感動的な勝利になった」

「このクラブに馴染むのは意外と早かった。それは、ここの人々が私とすごく似た感覚でカルチョを捉えているからだ。自分の実力以上の成果を出せるように良い環境を作ってくれている。でもこれは、自分にとって大事で素晴らしい経験だと思っている。セリエAでのスタートとして、ジェノアのように“愛する”ことや“後押しする”ことができるクラブにいられるのは本当に素晴らしい」

ボローニャは判定に疑問

ボローニャのヴィンチェンツォ・イタリアーノ監督は、試合の流れを変えたプレーに言及した。

「60分間の試合があって、そこからは退場後の時間だった。いつも言っているように、数的不利になれば守備のフェーズしかない」

「スコルプスキはあの瞬間、タックルにいかないための冷静さが必要だった。とはいえ、決定的な場面ではなかったと思う。ピッチ上からは、あのボールの後ろにボローニャの選手が4〜5人はいたように見えた。モニターで確認しに行ったときは、(主審のファビオ・)マレスカがカードの色を変えると思ったがね」

「こういう時期なのかもしれない。僕たちは自信を持ってこの試合に臨んでいたから、なおさら悔しい」

主将のルイス・ファーガソンは、次のように語った。

「僕に言わせれば、スコルプスキのあれはレッドじゃない。周りに3人も選手がいた。30〜40メートルからゴールを決めるのはそう簡単なことではない。イエローで済む場面だと思うけど、主審がそう判断して、その後に彼らは信じられないような3点を取った。相手には称賛を送るけど、僕たちにとっては、こんな負け方はあり得ないよ」

スコルプスキの採点

『TMW』は、スコルプスキをチームワーストの4と採点。「ボールを空振りしてしまい、やむなくファウルを犯す。チームを10人にしてしまい、試合を振り出しに戻す結果となった。セルティック戦に続く、2度目の重大なミス」と酷評した。

『1000cuorirossoblu』は、「審判の判断は別としても、自らのミスとその後に続いた展開でチームを完全に窮地に追い込み、試合の流れを一変させてしまった」とし、こちらも4の採点を付けた。

ジェノア対ボローニャ:ハイライト動画

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