意図的に退場した疑いがあったウディネーゼGK
イタリアサッカー連盟(FIGC)は22日、ウディネーゼのGKマドゥカ・オコエに対して、2カ月の出場停止処分を言い渡した。これを受けて、ウディネーゼも声明を出している。
オコエは2024年3月11日に行われたラツィオ戦で退場しており、これがスポーツ賭博に関与した行為だったのではないかとの嫌疑がかけられていた。そのため、長期出場停止の可能性が伝えられていたが、最終的に2カ月の処分となっている。この処分は2025/26シーズンの開幕時から適用される。
ウディネーゼは「マドゥカ・オコエに対する処分が審議され、弁護側の主張が全面的に認められ、八百長などへの関与が完全に否定された。スポーツにおける不正に関する告発は全て取り下げられた」と“勝訴”の立場を強調した。今回の出場停止2カ月は、あくまで一般的なフェアプレー精神の欠如によるものだとした。
クラブはさらに「選手が八百長という不名誉な疑惑と無関係であると確認され、満足している。クラブは引き続き、オコエを全面的に支持する」と続けた。
「フェアプレー精神の欠如による2カ月の出場停止処分」という判断の具体的な根拠は明かされていないが、ウディネーゼ側は選手の潔白が認められたとの立場を強調している。