ミラン撃破でクラブに栄光をもたらしたボローニャ指揮官が歓喜
ボローニャは14日、コッパ・イタリア決勝でミランに1-0で勝利し、51年ぶり3度目の同大会優勝を成し遂げた。ヴィンチェンツォ・イタリアーノ監督は、自身初の主要タイトル獲得を喜んでおり、『メディアセット』でコメントを残している。
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「今日は我々にとって本当に重要な一日だった。困難な状況から始まったこの道のりを、最後の一歩で締めくくりたかった。いくつかの対策をしっかり準備して臨んだし、うまくいったと思う。ミランには何もさせず、勝利を決めるゴールも取ることができた。信じられないくらいうれしい。(これまでに決勝で)3連敗していたから、この試合には特別な思いがあった。本当に幸せだ」
自分がやったことの大きさを実感している?
「ローマに3万人のティフォージを連れてきて、今ボローニャで我々を待っている未来がある。51年ぶりにこのトロフィーを持ち帰るのは本当に大きな喜びだね」
チームを象徴する2人の選手は?
「デ・シルヴェストリはこのチームの精神的支柱だ。ピッチの中でも外でも価値ある存在で、あの経験値は全員の手本になっている。それからフロイラーや、ここではもはや象徴的な存在であるオルソリーニもそうだ。彼らのような選手を軸に、ほかの若手が回っている。ボローニャは年々成長しているし、これからもそうできると思っている。サプート会長は野心があるし、この街にさらなる喜びを届けようとしている」
ボローニャのオファーにはすぐに応じた?
「すぐに『はい』と言ったわけじゃないよ(笑)。サルトーリには私が来たくなかったって言われたくらいだ。実際、説得される必要があった。シーズン終了後、3年間一緒だったキエーヴォ時代のディレクターから連絡が来て、それからフェヌッチやディ・ヴァイオと話して、放出選手の後のベースから再スタートするプランを聞いた。結果的にこの道を選んだ。ハードルの高いベンチだったけれど、そのレベルを保ちつつ、このタイトルを勝ち取った。カステルデーボレでは、みんなが本気で成長を望んでいるんだ」