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ラツィオの連勝は5でストップ。パルマの19歳が初先発で初得点【動画付き】

センスあふれる一振りでゴールネットを揺らす

1日に行われたセリエA第14節のパルマ対ラツィオは、3−1でホームのパルマが勝利を収めた。セリエA5連勝中の強豪ラツィオを破り、若いパルマが脚光を浴びている。

この一戦で特に話題になっているのは、アナス・ハイ・モハメドだ。9月21日にレッチェ戦でデビューを飾った19歳のタレントで、今季初先発の機会を得ると、後半序盤の53分に鮮やかなミドルシュートを決めて、セリエA初得点を挙げた。

モハメドは身長174cmで上背はないが、鋭いカットインとこの試合でも披露した右足のキックを武器とする選手。キエーヴォの下部組織で育ち、2021年にクラブの破産にともなってパルマの下部組織に加入した。

モハメドは試合後のインタビューで「このゴールは、お母さんとお父さんに捧げる。初めてボールを蹴ったときからずっと応援してくれているからね。これからも全力を尽くしたいし、試合ではいつもチームが勝つ姿を見たいと思ってるんだ」とコメント。

さらに、プレースタイルがチームメートのアドリアン・ベルナベーに似ているという指摘については「ミステルに言われたら、どこでもプレーする。ベルナベーはまたレベルが違うから、彼と比べるなんて無理だよ」と答えた。

躍動するヤング・パルマ

この日のパルマは、スターティングメンバーの平均年齢が22歳259日。『スポルトメディアセット』によると、セリエAが勝ち点3体制になってから史上最年少スタメンだったとのこと。22歳のGK鈴木彩艶がほぼ平均値となる若いチームながら、セリエA暫定11位と奮闘中だ。

モハメドの華麗なセリエA初得点

セリエA公式YouTube

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