マクトミネイなども狙っているが渋滞中?
ナポリはロメル・ルカクの獲得に向けて動いている。ただ、ビクター・オシメンの放出は進んでいない。『スカイ』が26日に伝えた。
アントニオ・コンテ監督はルカクとの再会を熱望しており、ようやくチェルシーと大筋合意に至った。移籍金3000万ユーロ、将来の移籍金の30%という条件で成立に向かっている。
現在は肖像権について交渉中で、27日にこのテーマについて詳しい話し合いが行われる予定で、決着は近そうだ。
一方、オシメンの放出は動いていない。最近サウジアラビアのアル・アハリからオファーがあったが、これを拒否している。代理人であるロベルト・カレンダは自身のSNSで「オシメンはナポリの選手で、双方が納得して最近契約を更新したばかりだ。彼はナポリで歴史をつくってきた。良いオファーがあっても、我々は常にクラブの決定を尊重してきた。アフリカ最優秀選手に選ばれ、バロンドールで8位に入った」と強調し、「彼にはまだヨーロッパでやるべきことがたくさんある」としてサウジアラビア行きを拒否し、ナポリにとどまることを宣言した。
オシメンは今夏、パリ・サンジェルマン、チェルシー、アーセナルといったクラブへの移籍が話題になったが、どこも具体的な話にはならなかった。移籍市場の終盤となってサウジアラビア行きの可能性が浮上したものの、25歳の彼にその意思はないようだ。
ナポリは現在、ルカクのほかにも、マンチェスター・ユナイテッドのスコット・マクトミネイやブライトンのビリー・ギルモアの獲得に動いている。オシメンが残留した場合、クラブの財政に問題が生じる可能性も考えられる。