まだまだアツいセリエA
19日にセリエA第37節が行われ、新たにサッスオーロのセリエB降格が決定した。一方で、カリアリの残留が決定している。
サッスオーロ対カリアリの残留争い直接対決は、2-0でアウェーのカリアリが勝利を収めて残留を決めた。カリアリ一行が戻ると空港は英雄の到着に歓喜し、大盛り上がりとなっている。
前節インテル戦に0-5で大敗していたフロジノーネも、気持ちを切り替えてモンツァとのアウェーゲームで1-0と勝利し、残留に一歩前進した形だ。
第37節の注目カードの一つだったウディネーゼ対エンポリは、試合終盤にヒートアップし、ラザル・サマルジッチのファウルでエンポリにPKが与えられると、エムバイ・ニアンのゴールで90分にスコアが動いた。しかし、アディショナルタイム終盤の混戦でウディネーゼがPKを獲得。『opta』によると、セリエA過去20年間で最も遅い時間の得点(103分33秒)でサマルジッチが同点弾を奪い、試合は1-1で終了した。この結果、ウディネーゼは17位、エンポリは18位となっている。
セリエA残留争いでは、16位エラス・ヴェローナが2試合を残している状況で、ほかのクラブは残り1試合となった。19日の試合終了時の順位と、降格の可能性があるクラブの最終節の対戦相手を整理しよう。
14位:カリアリ(勝ち点36/残留)
※カリアリと18位エンポリの勝ち点差は3だが、17位ウディネーゼの最終節の相手が15位フロジノーネで、両チームに抜かれる可能性はなし。
15位:フロジノーネ(勝ち点35)
最終節:ウディネーゼ
16位:ヴェローナ(勝ち点34)※残り2試合
第37節:サレルニターナ
最終節:インテル
17位:ウディネーゼ(勝ち点34)
最終節:フロジノーネ
–以下降格–
18位:エンポリ(勝ち点33)
最終節:ローマ