ジェノアに4-1で勝利
アタランタは11日に行われたセリエA第24節でジェノアと対戦し、4-1で勝利を収めた。アタランタにとって簡単な試合ではなかったものの、勝ち点3以外に大きな収穫もあった。
その1つが、エル・ビラル・トゥレだ。昨年夏に2900万ユーロを投じて獲得したトゥレは負傷で長期離脱となっていたが、ジェノア戦に途中出場でセリエAデビューを飾り、いきなりゴールを決めている。
トゥレの出場についてジャン・ピエロ・ガスペリーニ監督は試合後、「ケガでつらい時期を過ごしていたが、ゴールが決まって自信になるだろうし、士気も上がるし、笑顔も戻るだろうね。彼の最大の特長はスピードで、まだそれを活かせていないが、ゴールを決めたことが大事だ」とコメントを残している。
前半に見事なゴールを決めたシャルル・デ・ケテラールについて指揮官は、「前半の彼は見事だった。ゴールは別としてもね。私は彼が成長を続けるという確信がある」と称えた。
デ・ケテラールのゴール後のジェスチャーは一部に反感を買っているが、「やらなくて良かったかもしれないが、誰かを攻撃するようなものではない。彼は問題を起こすようなタイプではないよ」と擁護している。
また、完璧なフリーキックを決めたトゥーン・コープマイネルスは「見事だったね。ジェノアは追いついて活気づいていたタイミングだっただけに大きかった。間違いなくターニングポイントだった」と称賛した。