サレルニターナ対エンポリで明暗
9日に行われたセリエA第24節のサレルニターナ対エンポリは、3-1でアウェーのエンポリが勝利を収めた。下位に低迷する2チームの直接対決では、新加入選手の明暗が分かれている。
エンポリは23分、左サイドからニコロ・カンビアーギが右足でシュートを放つと、サレルニターナの新加入選手であるアレッサンドロ・ザノーリに当たってコースが変わり、不運な形でゴールに吸い込まれた。
1点差で折り返した後半、サレルニターナは69分に反撃に転じる。アントニオ・カンドレーヴァのクロスに新戦力のション・ヴァイスマンが合わせて同点とした。
しかし、終盤に勝ち越したのはエンポリだった。サレルニターナはミランからレンタルで獲得したマルコ・ペジェグリーノのファウルでPKを献上すると、イタリア復帰を果たしたエンポリのエムバイ・ニアンが決めて勝ち越しに成功する。
終了間際にはペッレグリーニの持ち上がりを奪って速攻を仕掛け、マッテオ・カンチェッリエーリがダメ押し。3-1でエンポリが残留争い直接を制した。