パウロ・ソウザ監督は解任間近
サレルニターナが新監督にフィリッポ・インザーギを迎えることになるかもしれない。『TMW』などが9日に伝えている。
サレルニターナは2023/24シーズンのセリエAで未勝利が続いており、現在19位。第8節モンツァ戦は0−3で落とし、3試合連続で完封負けとなっている。
この不振を受けて、サレルニターナはパウロ・ソウザ監督の解任を検討。9日にはフィリッポ・インザーギとの会談が実際に行われた。
報道によると、サレルニターナはインザーギの熱意を気に入り、契約延長オプションなしで2024年6月30日までという条件で構わないという姿勢を歓迎している。その上で、ダニーロ・イエルヴォリーノ会長が一晩考えて決断を下すという。
『DAZNイタリア』の記者によると、すでにサレルニターナは決断を下した模様。現地時間10日午前にもパウロ・ソウザ監督の解任が発表される見込みと伝えている。
2022/23シーズンにはダヴィデ・ニコラ監督を解任して2日で復帰させたことでも話題になったサレルニターナ。今回はじっくり考えた上での決断となるだろうか。
フィリッポ・インザーギの監督業
2014/15シーズンにミランを指揮したレジェンドは、その後、ヴェネツィア、ボローニャ、ベネヴェント、ブレッシアを指揮し、2022/23シーズンはレッジーナを率いた。サレルニターナ監督就任となれば、セリエAでの指揮はベンヴェント監督時代の2021年以来となる。
インテルのシモーネ・インザーギ監督との兄弟対決にも注目が集まるが、こちらはしばらく先で、2024年2月中旬の予定だ。