まだ目立った補強はなし
サレルニターナはセリエA開幕戦でローマと対戦する。ここまでおとなしい夏を過ごしているサレルニターナは、どんなチームだろうか。
目次
予想スタメン・フォーメーション
システムは2パターン?
パウロ・ソウザ監督はプレシーズンマッチで3-4-2-1と3-5-2の両方を試してきた。ここでは3-4-2-1と予想しているが、中盤をフラットにに並べて2トップも選択肢としてあるはずだ。
2022/23シーズンは15位
2021/22シーズンは終盤の巻き返しでなんとか残留したサレルニターナは、22/23シーズンも苦戦。シーズン途中にダヴィデ・ニコラ監督を解任し、第23節からパウロ・ソウザ監督が指揮を執った。シーズン序盤はまずまずだったものの、11月にはアタランタに2-8で大敗するなど、ショッキングな出来事もあった。
それでもパウロ・ソウザ監督のもとで息を吹き返して残留に成功。最終的には勝ち点42で15位だった。
2023年夏のメルカート
主な加入
- ロレンツォ・ピローラ(インテル / レンタル→完全移籍)
- アントニオ・カンドレーヴァ(サンプドリア / レンタル→完全移籍)
- ブライユ・ディア(ビジャレアル / レンタル→完全移籍)
- ブノワ・コスティル(リール / フリー)
主な放出
- ハンス・ニコルッシ=カヴィーリア(ユヴェントス / レンタル終了)
- クシシュトフ・ピョンテク(ヘルタ / レンタル終了)
- トニー・ヴィリェナ(パナシナイコス / レンタル終了でエスパニョール復帰後)
監督:パウロ・ソウザ
2022/23シーズン途中からサレルニターナの指揮官に就任。カンピオナートでは4勝9分け3敗で無事セリエA残留という目標を成し遂げた。22/23シーズンいっぱいの契約だったが、契約延長を勝ち取り、サレルニターナでの挑戦を続けることが決まっている。
主将:パスクアーレ・マッツォッキ
近年ビッグクラブ行きも噂になっているが、22/23シーズンは負傷でなかなかピッチに立つことができなかった。今夏のプレシーズンもケガで出遅れており、完全復活が期待されるリーダーだ。
最高額選手:ブライユ・ディア
22/23シーズンのカンピオナートで33試合に出て16ゴールを決めた大エース。昨季はレンタルだったが、この夏にビジャレアルから完全移籍で加入した。今夏の放出も噂になったが、サレルニターナはもう1年はディアに頼る考えとみられている。
ディアの市場価値は2500万ユーロ。2番手がロレンツォ・ピローラの800万ユーロで、1人がずば抜けた評価という形だ。
PKキッカー:ブライユ・ディア
22/23シーズンのカンピオナートでサレルニターナが得たPKは2つ。ユヴェントス戦ではクシシュトフ・ピョンテクが決めたが、この夏にレンタル元のヘルタへ帰還している。第33節フィオレンティーナ戦でPKを決めているディアがキッカーになりそうだ。そのほかではアントニオ・カンドレーヴァもキッカー候補だろう。
ローマ対サレルニターナのオッズは?
16日時点で遊雅堂のオッズは、ローマ勝利が1.50倍で、サレルニターナ勝利が6.00倍。引き分けが3.80倍となっている。