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セリエA残留争いはプレーオフに持ち越し。ミランとローマが勝利

スペツィアとエラス・ヴェローナがともに敗れる

4日にセリエA最終節が行われた。スペツィアとエラス・ヴェローナの残留争いは、1週間後のプレーオフに持ち越されることになっている。

ローマ対スペツィアとミラン対エラス・ヴェローナは同時刻のキックオフ。2チームは前節終了までに勝ち点で並んでおり、ライバルよりも多くの勝ち点を獲った方が残留。同じ結果なら残留プレーオフになる。

先に試合が動いたのはローマのオリンピコ。スペツィアはセットプレーのこぼれ球をブラビアがエリア右手前からシュートすると、ファーに飛び込んだニコラオウがヘディングで押し込んで先制した。ただ、スペツィアは前半終了間際に失点。ザレフスキが左サイドから右足で上げたクロスがそのままゴールに吸い込まれて1-1となった。

この知らせがサン・シーロに届いたかは分からないが、前半終了アディショナルタイムにヴェローナは痛恨の失点。ブラヒム・ディアスに対するファウルでPKを献上すると、ジルーに決められて、こちらは0-1で折り返した。

まず追いつかなければいけないのはミランと対戦しているヴェローナ。後半は意欲を持って前に出る。すると、71分に待望の同点弾が決まった。ミランが選手交代で隙が生じると、ヴェローナはスローインから速攻。ファラオーニが決めて1-1となり、両会場の結果が並んだ。

次の試合が動いたのはサン・シーロ。85分、ラファエル・レオンが単独突破でゴールをもぎとり、ミランが勝ち越しに成功。ヴェローナがまずい状況になった。

だが、その後オリンピコでも動き。こちらは88分にエル・シャラウィの突破をファウルで止めたとしてローマにPKが与えられると、ディバラに決められて1-2。ヴェローナが救われた形になった。

サン・シーロではアディショナルタイムにラファエル・レオンがスーパーゴールを決めて、ミラン勝利で決着。ローマ対スペツィアは8分のアディショナルタイムでスコア動かず、そのまま終了した。

結局、強豪2チームがホーム最終戦でそれぞれのティフォージに勝利をプレゼントした格好で試合が終了。セリエA残留争いは、プレーオフに持ち込まれることになった。

●セリエA最終節の結果次第で残留プレーオフ開催へ:条件や日程は?

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