セリエA最終節の結果次第で残留プレーオフ開催へ：条件や日程は？

鍵を握るのはミランとローマ

4日にセリエA最終節が行われる。ヨーロッパリーグ出場権を除くほとんどの決着がついているが、今節で決まらない可能性があるのは、残留争い最後の1枠だ。

すでにサンプドリアとクレモネーゼの降格が決まっているセリエA。最後の1枠は、エラス・ヴェローナかスペツィアとなる。勝ち点31で並んでいる2チームの状況は非常にシンプル。ミランと対戦するヴェローナ、ローマと対戦するスペツィアで、最終節でライバルよりも多くの勝ち点を得た方が残留決定だ。

ローマ対スペツィア、ミラン対ヴェローナで2チームの結果が同じ場合はどうなるのか。例年と大きく違うのは、得失点も直接対決の成績も関係ないという点だ。今季から優勝と降格に関しては勝ち点で並んだ場合にプレーオフが行われることになっている。スクデットは文句なしナポリのものとなったため、優勝を決めるプレーオフはないが、残留争いのプレーオフは実現するかもしれない。