イタリアはパフンディやバルダンツィが好機演出
U-20ワールドカップ2023グループD第2節のU-20イタリア代表対U-20ナイジェリア代表が24日に行われた。試合は0-2でイタリアが敗れている。
初戦でブラジルを下す波乱を起こしたイタリアは、第1戦から2人メンバーを変更。フランチェスコ・ピオ・エスポジトとリッカルド・トゥリッキアがベンチとなり、サムエル・ジョヴァネとジュゼッペ・アンブロジーノが先発した。
ただ、疲労があるのか、2戦目は立ち上がりから動きが鈍く、苦しい展開になった。その中でシモーネ・パフンディがキレのある動きを見せており、21分に決定機を演出。ドリブルで崩してクロスを入れると、チェーザレ・カザデイが決定機を迎えたが、シュートはクロスバーに嫌われた。全体的にボールを支配したもののリードを奪えずに前半を終える。
ナイジェリアはイタリアに比べて組織力の面で苦しんでいたが、フィジカル面では圧倒的な差を見せていた。中でも10番を背負うミラン・プリマヴェーラ所属のビクター・エレトゥはクオリティーも高く、ナイジェリアのプレーを組み立てていた。
先制点を奪ったのは、フィジカルで勝るナイジェリア。61分、ペナルティーエリア右からのクロスにサリム・ファーゴ・ラワルが頭で飛び込んで均衡を破った。
イタリアはその後反撃を目指したが、決定的なチャンスはつくれず。反対にアディショナルタイムにはGKのロングフィード一発で突破を許し、ジュード・サンデーにダメ押し弾を決められた。
これでイタリアは1勝1敗、ナイジェリアは2戦2勝となった。同日のもう1試合では、ブラジルがドミニカ共和国に6-0で大勝して、こちらも1勝1敗となった。各組上位2チームに加えてグループ3位の成績上位4チームが決勝トーナメントに進出する。
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