オランダの別のクラブ? ベルギー行きの可能性も
ロレンツォ・ルッカのキャリアは一歩後退したのかもしれない。『ナツィオーネ』が23日に伝えている。
ルッカの名前を久々に聞くという人も少なくないだろう。ルッカは2021/22シーズンのセリエB序盤戦にゴールを量産した身長2m1cmのセンターフォワードで、ミランやインテル、ユヴェントスへの移籍も噂になった。その後、完全移籍オプション付きのレンタルで昨年夏にアヤックスへ移籍している。
今回の報道によると、アヤックスはルッカを買い取らない方針を固めた。そのため、シーズンを終えてからピサに戻り、改めて新天地を探すことになる。
アヤックスがルッカを獲得しないのは、シンプルに結果が出なかったからだろう。エールディビジでは今季13試合に出場して2ゴール1アシストという戦績。出場時間は118分で、プレータイムあたりの結果は見事だとしても、常時使える戦力とは考えられていない。シーズン前半戦は試合終盤によく起用されていたが、2023年に入ってからはそれもほとんどなし。主戦場はBチームだった。
『ナツィオーネ』はセリエA複数クラブに加えて、ベルギーのクラブ・ブルージュが関心を持っていると報じている。『TMW』はオランダ国内でアヤックス以外のクラブへ行く可能性もあるとした。