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サンプドリア降格決定。スタンコビッチは去就について「何も言えない」

残留争いの状況は?

8日にセリエA第34節の2試合が行われ、サンプドリアはウディネーゼに0-2で敗れた。これにより、サンプドリアのセリエB降格が決定している。

最下位サンプドリアはここまで勝ち点17と、すでに絶望的な状況にあったが、この日の敗戦により、残留ラインまで勝ち点13差となり、残り4試合での降格圏脱出が不可能になった。

シーズン途中からサンプドリアを指揮したデヤン・スタンコビッチ監督は、試合後に『DAZNイタリア』で次のように語った。

「非常に悲しい。とてつもなくね。我々はとてもつらいが、ただ、全て出し切ったと思っている。すべてのドリアーノが受け入れたくないことだ。ピッチもスタンドも、尊厳を持って戦った」

「ティフォージは常に我々のそばにいてくれた。どんなつらい時期にでもだ。このクラブはもっと価値がある。この状況が良い方向に向かっていくことを願っている」

スタンコビッチ監督は、やはり退任となるのだろうか。

「私は直接の関係者とは違うから、何も言えない。こういうことは別の人に聞いてほしい。私は力を尽くした。だが、十分ではなかった。そこに申し訳なく思う」

残留争いも熾烈

サンプドリアの降格決定により、来季セリエBに行くのは残り2チーム。現時点ではスペツィア(勝ち点27)、クレモネーゼ(勝ち点24)が降格圏だ。

今節サレルニターナに勝利したエンポリは勝ち点を38に伸ばして14位。残留をほぼ確実にしたと言える。15位サレルニターナは勝ち点35で、残留まであと少し。16位レッチェ(勝ち点31)と17位エラス・ヴェローナ(勝ち点30)は、なんとか自分たちで勝ち点を稼ぎたい状況だ。

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