雨降って地固まる…?
サレルニターナは18日、16日に解任を発表したダヴィデ・ニコラ監督が、今後も指揮官を続けることを発表した。
アタランタ戦の大敗のあとで感情的な決断を下したダニーロ・イエルヴォリーノ会長は、会見で次のように説明している。
「昨日はカルチョ界で珍しいことが起きた。私はミステルとディレクターのデ・サンクティスを通じて話した。デ・サンクティスは彼をとても信頼している。ミステルはすぐに復帰することを望んだ。自身のミスを認め、街への愛情を語った。人を失うのは、人が失われたときだけだ。だからこそ、明確な結論を出すことができた。彼にもう一度チャンスを与えることは、正しいことだ」
指揮官の電撃復帰を仲介したデ・サンクティスSDは、こう話している。
「ダヴィデ・ニコラ監督が戻ってきたことにとても満足している。クラブのスポーツ部としては、これまで同様、サレルニターナをより強く、より競争力のあるものとするためにテクニカルな面のサポートをしていく。我々はチーム一丸となって、これから待ち受ける難しいリーグ戦に立ち向かっていく覚悟だ」