イブラヒモビッチと比較されるスタイルのFW
ミランが関心を持っていることが報じられたトンマーゾ・マンチーニ。ヴィンチェンツァ出身の17歳は、どんなストライカーだろうか。
プロフィール
トンマーゾ・マンチーニ(Tommaso Mancini)
国籍:イタリア
ポジション:FW
生年月日:2004年7月23日(17歳)
身長:190cm〜193cm
これまでのキャリアやプレースタイル
マンチーニは2004年生まれの17歳。この夏に18歳の誕生日を迎えるストライカーだ。
ヴィンチェンツァ生まれでヴィチェンツァの下部組織出身。2021年1月のブレッシア戦でプロデビューを飾った。16歳でのプロデビューだ。
ヴィチェンツァ出身でヴィチェンツァの下部組織で育ち、16歳でトップデビューを果たした選手というのはマンチーニが初めてではない。38年前にロベルト・バッジョが同じ流れでプロとしてのキャリアをスタートさせた。
マンチーニは昨年1月のデビューからトップチーム扱いの選手となっており、負傷離脱の時期を除けばメンバーに含まれている。ただ、定位置確保には至っていない。2021-22シーズンのセリエBではゴールがなく、まだプロキャリアでの無得点だが、プリマヴェーラではゴールを量産。下部組織では公式戦で70ゴールを挙げているとのことだ。
U-15からU-19まで全てのカテゴリーのイタリア代表を経験していることからも、イタリアで期待される才能であることは確かである。
すでにその評判は他国にも届いており、これまでにリヴァプール行きが噂された時期もあった。
イブラヒモビッチやスカマッカとの比較
身長は190cmとも193cmとも記されているマンチーニ。年齢を考えると、まだ成長中だと想像できる。
いずれにしても長身のセンターフォワードであるマンチーニ。足もとのうまさもあって、プレースタイルはズラタン・イブラヒモビッチと比較されることが多い。『スカイ』によると、マンチーニもイブラヒモビッチのように格闘技好きだという。また、本人はジャンルカ・スカマッカをお手本にしているとのことだ。
ミラン以外にも複数クラブが関心を持っているというマンチーニ。まだまだセリエAの舞台で見るのは先のことになりそうだが、頭の片隅に覚えておくべき選手かもしれない。