16歳ウィズダム・アメイはゆっくりと
昨年9月に『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が紹介し、カルチョイズムでも取り上げた【21-22セリエAブレーク期待の若手10選】。彼らはどのような成長を遂げたのだろうか。
ここではウィズダム・アメイのシーズンを振り返る。もとの記事はこちら。
プロフィール
ウィズダム・アメイ(Wisdom Amey)
クラブ:ボローニャ
ポジション:センターバック、右サイドバック
生年月日:2005年8月11日(16歳)
国籍:イタリア
2021-22セリエA成績:1試合出場
市場価値推移:変動なし(0→0)
※市場価値は『Transfermarkt』参照
シーズン終盤に1年ぶりの出場
ウィズダム・アメイは2020-21シーズンの終盤にセリエAデビューを飾った。15歳274日のデビューで、リーグ最年少記録を塗り替えている。それだけに注目度は高かったが、まだ飛躍のタイミングではなかったようだ。
2021-22シーズンは、トップチームでのプレーが最終節ジェノア戦の1試合のみ。プリマヴェーラのレギュラーとしてプレーし、2ゴールを記録している。
そのため、紙面でアメイの名前を見かけることはほどんどなく、『Transfermarkt』でも市場価値は付いていない。
それでもまだ16歳。シーズンの最後に1年以上ぶりにセリエAでプレーさせたことからも、ボローニャは期待を寄せているとみていいだろう。
アメイは2021-22シーズン、プリマヴェーラが主戦場だったが、U-18,U-17の公式戦にも出場。『レスト・デル・カルリーノ』によると、1シーズンで4つのカテゴリーでプレーした選手はおそらく初めてだと伝えていた。