期間内に買い手見つからず…
サレルニターナがセリエAから除外される可能性が高まっている。クラブが16日に声明を出した。
23年ぶりにセリエAに挑戦しているサレルニターナだが、同クラブの所有権をラツィオのクラウディオ・ロティート会長が握っていることが問題となっていた。
夏に大きな騒動となったこの問題は、半年以内に新たなオーナーを見つけることを条件に、サレルニターナのセリエA参戦が許可されている。だが、適切な買い手は今も現れていないとのこと。この事実をFIGCに通達し、現在は売却交渉の期限延長を求めているという。
仮にFIGCが期限の延長を拒否した場合、サレルニターナはセリエAからすぐに除外される見込み。今後サレルニターナの試合は行われず、すでに行われた試合に関しては、その分の勝ち点が引かれる可能性がある。
サレルニターナはここまで、2勝2分け13敗で最下位。ほとんどのクラブが勝ち点3を引かれることになるが、ジェノアとヴェネツィアは敗戦が消えて他クラブとの差が縮まる形に。カリアリとエラス・ヴェローナも引き分けだったためプラスに働くはずだ。