「今節は審判のミスが多すぎた」
17日のユヴェントス対ローマで起きたジャッジについて、『スカイ・カルチョクラブ』でMCを務めるファビオ・カレッサ氏が語った。
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●モウリーニョはローマの戦いぶりを称える
ユヴェントスが1-0で勝利したこの一戦は、ローマのPKが問題になっている。ローマはゴール前の混戦からタミー・エイブラハムがゴールネットを揺らしているが、その直前にヘンリク・ムヒタリアンに対するファウルでPKとなった。このPKをジョルダン・ヴェレトゥが外したため、ローマは同点弾を挙げられなかった。
ハーフタイムにはローマのブライアン・クリスタンテが説明を求めた。その際にダニエレ・オルサート主審はPKジャッジにおいてアドバンテージは適用されないという主旨の返答をしたことが『DANZイタリア』の音声に拾われている。
カレッサ氏は、「オルサートは専門家でありながら、とんでもないミスをした」と酷評。「こういった混戦ではアクションが終わってから笛を吹くべきだ。彼は勝手に別のルールが発明してしまった」と非難している。
さらに、多発する審判団のミスの問題の根源を分析した。同氏は「今週末は審判にいろいろなミスがあった。それはVARではなく、審判のミスだ。レフェリーはVARに頼ろうとしない。VARをアテにしていないことが全ての間違いだ。それでミスが生まれる」と述べた。
そして、「ヴェローナのPKはなかったし、ミランのPKも疑わしい。バストーニのもそうだ。動きにマッチしたアクションだった。彼はどうやってジャンプすれば良かったというだろうか」と語り、ミラン対ヴェローナ、ラツィオ対インテルでも疑問の残るジャッジがあったとしている。