アントニオ・カッサーノがレアル・マドリー時代の“過ち”を明かした。『ボボTV』での発言を複数メディアが取り上げている。
カッサーノは2006年から08年にかけてレアル・マドリーでプレーした。しかし、コンディションが整わなかったこともあり、大きなインパクトは残せていない。
その一因が体重管理だったが、本人は原因を自覚していたようだ。
「レアル・マドリーに加入してすぐ12kg減量した。カンナヴァーロがきてから戻したね」
「ただ、レアル・マドリーのスポンサーの一つがヌテラだった。毎月5kgタダでくれたんだ」
「カペッロが監督になって、オレは2試合で2ゴールを決めた。それで調子に乗って、自分が世界の王になった気分だった。リヨン戦で前半にかえられてムカついて口論になった。それから締め出されたんだ」
「7カ月で14kg太ったよ。ヌテラをビンからスプーンですくって、そのまま口に運んでいた。ムカムカしていたんだ。でも、ほかにやることがなかったんだ」
ヌテラはイタリア人の国民食といっても過言ではないほどポピュラーなスプレッド。パンなどに塗って食べるのが一般的で、直接食べるとかなり甘い……。それでも、これなしには一日が始まらないというイタリア人も少なくないのだ。