エストニア代表戦の勝利は当然、気になるのはノルウェー代表の結果
イタリア代表は11日に行われるFIFAワールドカップ・ヨーロッパ予選グループIでエストニア代表と対戦する。
ノルウェー代表に迫りたいアッズーリ
グループIではノルウェーが5戦5勝で首位を快走している。2位のイタリアは4試合を消化して勝ち点6差という状況で、11月の直接対決に向けて勝ち点差を縮めておきたい状況だ。
そのためにも、まず11日のエストニア戦、そして14日のイスラエル戦では何としても勝利が必要だ。ただ、そもそも希望がつながるかどうかが懸念されている。
ノルウェーは11日のイタリア時間18時からイスラエルと対戦する。仮にノルウェーが6連勝を飾ると、イタリア逆転の望みは非常に薄くなる。
ノルウェーは10月の予選がこの1試合のみで、残りは11月の2試合のみ。11月13日にノルウェーがホームでエストニアに取りこぼす可能性が低いと予想されるため、グループ3位のイスラエルの奮闘が期待される。
もちろん、イタリアはグループ2位でプレーオフを経由して本大会へ進むこともできるが、2018W杯予選プレーオフでスウェーデン代表に敗れてからというもの、良いイメージがないのは確かであり、グループ首位で本大会行きを決めたい。
ノルウェーの結果に関係なく、アッズーリは自分たちにできることをエストニア戦で見せつける必要がある。
イタリア代表の予想スタメン

11日付けの『ガゼッタ・デッロ・スポルト』は、上記のように先発メンバーを予想した。
Mad in Italy|イタリアの“遊び心”をまとうメガネとサングラスの哲学【イタリア企業とコラボ】FIFAランキング129位のエストニアは、すでに3位以下で予選を終えることが決まっており、イタリアから見れば格下であることは明らかだ。
ジェンナーロ・ガットゥーゾ監督は、前日会見でエストニア戦とイスラエル戦のアプローチが別になると認めていた。この一戦では、4トップを採用する見通しだ。
とくにリッカルド・オルソリーニが練習で好調だったため、右ウイングで先発する可能性が高い。また、そのほかのサイドプレーヤーも、バランスよりも攻撃に比重を置き、多くのゴールを目指す布陣を選びそうだ。