イタリア代表は大混戦を制す
イタリア代表は8日、FIFAワールドカップ予選でイスラエル代表と中立地のハンガリーで対戦し、5−4で勝利を収めた。ジェンナーロ・ガットゥーゾ監督が試合後、『Rai』と『スカイ』でコメントを残した。
●イタリア代表、5-4の大混戦を制す イスラエル代表に薄氷の勝利
試合を振り返って
「監督をやってきた中で一番クレイジーな試合だった。4-2の場面で前からプレッシャーに行ったのは正直、愚かだった。だが、それは私の責任だ。今は楽しもう。選手たちのこの7〜8日間の取り組みに拍手を送りたい。もちろん改善すべき点はある」
「今日のような展開でも毎回立ち直ったチームには称賛を送りたい。ただ、簡単にゴールを与えてはいけない。私とスタッフが一刻も早く改善しなければならない。選手を責めるつもりはない。今日はベストなパフォーマンスではなかったが、反発心を見せてくれた。それが一番大事なことだ。もう少し経験と工夫があれば良かったが、今はこの勝利を喜びたい。8日間、本当に素晴らしかった。ロッカールームでは選手たちに感謝の言葉を伝えるつもりだ。だが、何か大きなことを成し遂げるには、まだ成長が必要だ」
2連戦を終えて持ち帰るものは?
「生きているチームを手に入れた。失点のあとも気持ちが切れることなく、やるべきことをやってくれた。相手はマンツーマンでぶつかってきて、そこには驚かされた。我々にはもっと安定感が必要だが、それも私が解決すべき課題だ。今の選手たちは相手の動きに対して反応するタイプで、我々はそれとは違うスタイルを目指している。本当にクレイジーな試合だったが、気持ちを見せてくれた」
サンドロ・トナーリがガットゥーゾのように見えた
「サンドロは技術的に私よりずっと上だ。私の方が少しだけ戦術的な部分で優れていたかもしれない。スペースの切り方はうまかったからね。サンドロも、ロカテッリ、バレッラ、ロヴェッラと同じように大事な選手だ」