エストニア代表戦でアッズーリ指揮官デビューへ
イタリア代表は5日、FIFAワールドカップ予選でエストニア代表と対戦する。ジェンナーロ・ガットゥーゾ監督が試合前日、『スカイ』でコメントを残した。
6月にイタリア代表監督に就任したガットゥーゾ監督は、プレシーズンから多くの視察を行い、初陣に臨む。新たな船出を前に、意気込みを語った。
「最高のスタートで、これ以上の始まりは想像できなかった。協力的な若者たちのグループだし、全員が積極的に関わってくれた。連盟内でも同じように、みんなが力を貸してくれた。ほぼ完璧な準備ができたと思っているし、明日のエストニア戦では素晴らしい試合が見られると感じている。チームに本当に感謝したい」
イタリア代表に求めるものは?
「“チーム”であること。それが大事だ。我々の歴史が示している通り、個よりも集団が決定的な違いを生み出す。誇りを持つこと、それが我々のDNAの一部だ」
初采配をどのように感じている?
「感傷に浸っている暇はない。プレッシャーは多く、それは現役時代と同じように今も感じている。だからこそ、感傷的になる余裕はほとんどない。もしかしたら明日、試合が始まるホイッスルを聞いた時に少しはこみ上げるかもしれないが、今はとにかく集中している。試合ごとに冷静に取り組んでいかなくてはならない。我々には非常に難しいミッションが課せられているが、目標に向かって全力を尽くすつもりだ」