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インザーギ前日会見「全員で戦う」 ラウタロ・マルティネスは当日判断、ラミン・ヤマル対策は?

【写真】Marco Iacobucci Epp / Shutterstock.com

自信を持ってバルセロナを迎えるインテル指揮官

インテルは6日、UEFAチャンピオンズリーグ準決勝セカンドレグでバルセロナと対戦する。アレッサンドロ・バストーニとともに試合前日会見に臨んだシモーネ・インザーギ監督が、大一番に向けてコメントを残した。

インテル指揮官として、エレニオ・エレーラ以来の2度の準決勝。自信のほどは?

「試合の重要性は全員がわかっている。ティフォージとチーム全員でやらなければならない。バルセロナはとても強いチームだ。たくさん映像を見てきたし、偉大なインテルが必要だと思っている」

ラウタロ・マルティネスとバンジャマン・パヴァール

「ラウタロとパヴァールについてはスタッフと選手で決める。パヴァールは昨日の感触が悪くなかった。ラウタロは今日の状態を見る。ファーストレグ後は練習していないので、そこも判断材料だ」

ラウタロは先発の方がいいか、それとも途中出場か?

「彼の感触次第だ。最初から出られない選手が最後の25分で助けになるのは難しい。今日の練習は彼とパヴァールにとって重要だ。パヴァールはバルセロナにいなかったし、ラウタロは途中交代だった。ほかのクラブと同様、我々も多くの欠場者を抱えてきた。明朝の状態を見て、インテルのために最良の決断を下す」

ファーストレグと同じバルセロナを予想しているか?

「チームは信じているし、モチベーションもある。適度な緊張感で試合を待っているところだよ。バルセロナはラ・リーガでボール支配率81%、チャンピオンズリーグでは76%。ほとんど変わらない。守備では多少リスクを負っているが、それはフリック監督の計算されたリスクだと思っている。彼のことは尊敬している。バルセロナは3冠を狙えるチームで、インテルは最高のパフォーマンスを出す必要がある」

2年前の決勝の記憶はどれくらい残っている?

「あの記憶はまだ胸の中にある。消化しきれない夜だった。素晴らしい試合をしたが、今を生きている。あの試合もこの4年間の歩みの一部だが、さらに前進したい。あと2試合でタイトルが手に届く位置まで来た。インテルをランキング1位に押し上げ、17位からここまで来た。この歩みを続けたいと思っている」

何が自信につながっている?

「練習の様子だ。ヴェローナ戦は一見楽な試合に見えたが、バルセロナ戦の2日前だった。肉体的・精神的な努力、集中力を感じた。練習では出場機会の少なかった選手たちも全力を出してくれた。選手たちの働きには文句のつけようがない」

フィリッポ・インザーギとは連絡を取ったか? 父に「神の3日間」をプレゼントしたいか?

「できたらいいね。(セリエA昇格を決めたピサを率いる)ピッポには個人的に祝福を伝えたし、公の場でも改めて祝福したい。彼とチーム、スタッフにおめでとうを言いたい。ピサは35年ぶりにセリエAに昇格した。それに値するよ。素晴らしい快進撃だったし、夏の親善試合でもチームの一体感を感じた。こうした昇格は偶然ではない」

レヴァンドフスキの出場可否は準備に影響したか?

「よく知っている選手だし、世界トップ3、4のストライカーの一人だ。ファーストレグではフェラン・トーレスが素晴らしい試合をしたし、他の試合も彼なしで勝っている。彼はトップストライカーだが、バルセロナ自体が強い。特別な警戒対象だが、ヤマルやほかの選手たちも同様だ。彼らは世界最高レベルの選手たちだよ」

ラミン・ヤマルにはより注意を払うか?

「とても難しい相手だ。彼にボールが入らないようにするが、それも簡単ではない。2人で対応する。ファーストレグで実際に見て、彼が非常に危険な選手だと感じた。特に印象的なのは、ボールを持った瞬間の思考のスピードだ。彼もほかの選手たちと同様、特別な警戒対象になるね」

カルロス・アウグスト投入後の方がフェデリコ・ディマルコのときよりヤマルを抑えられた

「明日決める。彼らは一緒にプレーすることも多いので、様子を見る必要がある。ヤマルに集中するのは正しいが、危険を生むのは彼だけではない」

勝利を狙うインテル、違う布陣を見せるか

「戦術的にいくつか変更するかもしれないが、システム自体は完成されている。今回はホームだが、バルセロナの数字は変わらない。我々は素晴らしい試合をしたが、改善の余地は常にある。勝っても負けても分析して改善するのは大事だが、勝ったときの方がさらに前向きに物事を進められる。」

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