UEFAネーションズリーグ準々決勝で対戦
イタリア代表は20日、 UEFAネーションズリーグ準々決勝でドイツ代表と対戦する。予想されるスターティングメンバーや、ルチアーノ・スパレッティ監督の会見の様子を紹介する。
マテオ・レテギが負傷
イタリア代表は19日の練習でマテオ・レテギが右ももを負傷。代表を離脱し、アタランタに戻って治療を受けることになった。
これにより、FWはモイーズ・ケーンの先発がほぼ確実となった。3−5−1−1ではなく、ジャコモ・ラスパドーリと並ぶ3−5−2のシステムがベースになると予想される。
スパレッティが会見、代替招集は現時点でなし
レテギの代わりに誰かを招集する予定はあるか?
「彼はコンディションが整わず、チームに残るのは難しいと判断したため帰宅させた。明確な負傷ではなく、疲労が蓄積している状態だ。今のところ、追加招集は考えていない。まずは最初の試合を見極めるつもりだ。もしセンターフォワードが必要ならピッコリを呼ぶし、セカンドストライカーが必要ならバルダンツィを招集する」
キーンは個人的な面でも成長したか
「とても成長している。我々は話し合う機会を持ち、彼のことをより深く知ることができた。彼はとても繊細な一面を持ち、プロフェッショナルとしての自覚もあり、仲間を大切にしている。我々が築こうとしているチームの道徳的な価値観に完全に適合している」
カンビアーゾの状態
「彼が代表に来て、今もトレーニングを続けていること自体が、彼の強い意志を示している。我々は彼を、仕事に対する情熱を持ち、代表チームを愛する選手だと見ている」
ボンジョルノは2試合のうちどちらかに出場するか
「2試合のうちどこかでプレーする可能性はある。いや、むしろほぼ確実に出場するだろう」
イタリアはドイツに13年間勝っていない
「しかし、直近6試合のうち4試合は引き分けている。我々は、イタリア代表の試合を楽しみにしているすべての人々の夢を背負う義務がある。我々は試合に勝ち、強い代表チームでなければならない。我々の歴史を背負い、それを良い形で示していく必要がある」
ドイツの主力選手の不在は影響するか
「ドイツのようなチームには『主力不在』という概念はない。彼らには誰一人欠けていないし、それは我々も同じだ。クオリティの高いチームであり、いつも通りのスタイルで挑んでくるだろう」
ガッティの状態は?
「2試合を見据えており、全員がプレーする可能性がある。そこは日々の状態を見て判断する。彼は非常に強いディフェンダーで、独自の特徴を持っている。どうなるか見ていこう」
2026年W杯予選を意識し始め、チームの雰囲気は変わったか?
「これは我々がはっきりと認識していることだ。選手たちは自分たちの持つクオリティを信じ、それを発揮したいと考えている。何をすべきかをよく考えれば、必ず成長できる。今のチームとともに、我々は確実に成長していく」
ロヴェッラとリッチのどちらを起用するか
「彼らは少し異なるタイプの選手だ。リッチはより攻撃に絡むタイプで、ロヴェッラはより守備的な役割を担う選手だ。このポジションは悩ましいが、それはほかのポジションも同じだ。我々には強い選手が23人そろっている」
イタリア代表の予想スタメン
