ネーションズリーグ全体については「ポジティブ」
イタリア代表は17日、UEFAネーションズリーグでフランス代表と対戦し、1−3で敗れた。この結果、グループ2位でのノックアウトステージ進出が決まっている。
ルチアーノ・スパレッティ監督が試合後、『Rai』と記者会見でコメントを残した。
失点は全てセットプレー
「残念だが、事実だ。もっと落ち着いた試合展開にできたはずなのに、最初のセットプレーでいきなり失点してしまった。その後、冷静さを保てず、多くのエネルギーを消費した。少し偶然が重なった。2-1になった時点では、試合をコントロールできるかと思ったが、またセットプレーで問題を起こされ、相手に守りを固められてしまった」
ペナルティーエリアに入っていく選手が少なかったのでは?
「中盤でのプレーが洗練されていなかったことが問題だった。ほかの試合で見せたようなクリーンなプレーができず、相手に守備を固められてしまったね。そのため、より難しい選択を迫られ、スペースを見つけ出すことができなかった」
この3ヶ月の総括
「間違いなくポジティブだ。今夜も良いプレーがいくつか見られた。この敗戦が多少の不安をもたらすかもしれないが、これまでに得た確信を失うべきではない。今夜も、その確信を裏付けるプレーを見せることができた」
「正しい方向に進んでいると確信している。多くの場面で求めていたことが正しく実行されていた。ただ、試合の興奮に影響されて、強引に進めてしまった部分があったね。後半は試合をうまくコントロールでき、ボールもよく支配していたが、いくつかのボールロストがあり、ボール管理がもう少し洗練されるべきだった。総合的にはポジティブな評価だが、見直すべき点もいくつかある。次に集まるときもこのメンバーで行くだろう」