祖父チェーザレ、父パオロに続いてアッズーリ入りしたダニエル・マルディーニ
イタリア代表に初招集されたモンツァのダニエル・マルディーニが、8日に記者会見に望んだ。『TMW』がその様子を伝えている。
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この代表招集はあなたとあなたの家族にとってどのような意味があるのか
「ここに呼ばれるのはいつもうれしいよ。家族はずっと僕のそばにいてくれた。この招集についてはあまり話さなかったけど、いつも通り話をしたよ」
ベネズエラ代表からの招集の話もあったというのは本当?
(パオロ・マルディーニの妻アドリアナ・フォッサさんがベネズエラ人で、夏にベネズエラ代表から招集の打診があったことが報じられているのを受けて)
「そうだね、連絡はあったよ。でも、自分にとって最適なタイミングと選択を待ちたかったんだ。待つ価値があったと思うよ。父とはあまり話してないけど、喜んでいるのは分かってるし、みんなも喜んでいる。それが一番大事だよ」
ここにはお父さんとおじいさんの写真が飾られている。見た時にどんな気持ちだった?将来ミランに戻る可能性はある?
「ここに入って父と祖父の写真を見るのは特別な感じがする。今はここでのキャリアに集中しているけど、日々を大切にしているんだ。ミランに戻る可能性については、今は考えていないけど、なんにでも可能性はあると思う。まずは今シーズンに集中して、それからどうなるかだね」
どうやって「ダニエル・マルディーニ」として自分のアイデンティティを確立したのか
「時間が経つにつれて、いろんなことが分かってくる。他人の意見がプラスでもマイナスでも、自分の道を進むしかないってことが分かるようになる。時間が経てば、いろんなことを理解する助けになるよ」
こどもの頃からイタリア代表でプレーすることを目指していたのか。チェーザレとアッズーリについて話したことを覚えている?
「サッカーをしているこどもなら、誰だって代表でプレーするのが夢だと思う。祖父との思い出は少ししか覚えていないけど、いつも僕たち家族のそばにいてくれたよ。ただ、具体的な出来事ははっきり覚えていないよ」
ここにたどり着いたのは誰のおかげ?
「そばにいてくれた人たちのおかげだよ。あるレベルに到達するのは、そういう人たちの支えがあってこそだね。僕のポジションは、攻撃ならどこでもいいかな。たぶんトレクァルティスタが一番しっくりくるけど、ウイングでもセカンドトップでもいいよ。あんまり気にしてないんだ」
憧れている選手は? お父さんにDFをかわすコツを聞いたことはある?
「一番好きなのはカカーだね。父にDFの抜き方を聞いたことはないよ」
実際にプレーしてみて、最も印象に残った選手は?
「このリーグでは、ディバラが一番印象に残っている。彼がいとも簡単にやってのけるプレーは本当に信じられないよ」