アタランタデビュー戦で古巣インテルに翻弄されたイタリア代表右サイド
インテルは30日に行われたセリエA第3節でアタランタと対戦し、4−0で大勝した。アタランタのラウル・ベッラノーヴァが試合後に記者会見を行った様子を『TMW』が伝えた。
チームとしても個人としても、今夜うまくいかなかったことは?
「問題は、サン・シーロにきて4分で失点したことだね。それはどんなチームにとっても厳しいと思う。まず個人的には、もっと良いデビューを夢見ていた。でも、こういう結果になってしまったから、切り替えないとね。僕たちは新しい選手が多いチームだ。インテルはお互いをよく理解していて、リーグで一番強いチームだね。代表ウィーク後はもっと何かをしなければいけない」
環境への適応は?
「全てあっという間だったけど、僕はプロなので言い訳はしない。トリノでもそうでしたように、システムを理解し、チームメートを知るまでには時間がかかる。個人的にもチームとしても、僕は自信を持っている」
トリノからの移籍について説明は?
「僕はプロのサッカー選手だ。0-4で負けた後では、ほかのことを考える。カイロ会長が言ったことは彼の意見で、僕の元会長だから感謝している。それが真実かどうかにかかわらずね。今はここにいて、もっと貢献することを目指している。個人的なパフォーマンスには全然満足していない。それに、チームに溶け込むことも必要だ。過去は過去。サッカー選手は現在に集中すべきだね」
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代表チームでの出場機会は増えると思うか
「招集されてうれしい。いつも大きな名誉に感じている。監督が僕をEUROで起用しなかったのは、監督なりの理由があったのだろう。素晴らしい監督で、僕たちはそれを知っている。僕はいつでも全力を尽くすし、もし監督が僕を起用してくれたら、ポジションを勝ち取るつもりだよ」
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