好守連発のドンナルンマは「この悔しさを今後の試合に活かす」
イタリア代表は20日、EURO2024・グループB第2節でスペイン代表と対戦し、0−1で敗れた。試合後にルチアーノ・スパレッティ監督とGKジャンルイジ・ドンナルンマが『Rai』でコメントを残している。『TMW』が伝えた。
スペインに終始主導権を握られて点差以上の敗北となったアッズーリ。スパレッティ監督は完敗を認め、次のように語っている。
「フレッシュさで違いが生じた。相手の方がその点で明らかに良かった。我々は後ろへのパスなどが多くて本来のレベルに達していなかった。相手はよりフレッシュで、判断が早かった」
「3、4人とフレッシュな選手を入れることでより激しくいけた。それで同点にするチャンスもつくれたが、全体としては相手の方がこちらよりもはるかに強く、この結果は妥当だろう」
大差で負けてもおかしくなかったゲームで1点差だったのは、ドンナルンマの好守のおかげだった。守護神は次のように語っている。
「簡単なパスをミスすることが多く、クオリティーが低かった。そういう試合をしてしまうと、やられてしまうものだ。僕たちは悔しい。この気持ちを今後の試合にいかしていきたい」
「運命はまだ僕たちが握っている。クロアチア代表戦ではやるべきことがたくさんあるけど、できると信じているよ」
EURO2024のグループBは、スペインの突破が決定。2位イタリアは、最終節でクロアチアと対戦する。ここまで1分け1敗のクロアチアは勝てばイタリアを上回る。イタリアは勝てば決勝トーナメントに進めるが、引き分けの場合はクロアチアを上回るものの、アルバニアに抜かれる心配もある状況だ。