アッズーリが耐え抜いて予選突破
EURO2024予選グループC最終節のウクライナ代表対イタリア代表が20日に行われた。試合は0-0で終了し、イタリア代表が本大会出場を決めている。
イタリアは引き分け以上で本大会出場、ウクライナは勝てば逆転で本大会出場となる大一番。立ち上がりから主導権を握ったのはイタリアだったが、ウクライナもミハイロ・ムドリクの突破力などでゴールに迫る機会があるオープンな展開となった。
前半の終盤は、イタリアがセットプレーやフェデリコ・キエーザの仕掛けでチャンスを生み出して先制点に近づいたが、均衡は破れず。0-0で折り返す。
後半に入ってもスコアはなかなか動かない。65分にはウクライナのクロスボールに対してジョヴァンニ・ディ・ロレンツォの対応が中途半端になって大ピンチとなるが、GKジャンルイジ・ドンナルンマの好守でしのいだ。
時間が経つにつれて、勝たなければいけないウクライナが攻勢を強める。しかし、アッズーリは隙を見せず、危険な位置に入り込まれない。
アディショナルタイムにはペナルティーエリア内でボールを受けたムドリクとブライアン・クリスタンテが接触。イタリアとしてはひやりとする場面だったものの、主審は笛を吹かず。
試合は0-0で終了。イタリアはグループCの2位でEURO2024出場が決定。ウクライナはプレーオフに回ることが決まった。