スカマッカのゴールで先制も
17日に行われたEURO2024予選でイタリア代表はイングランド代表と対戦し、1-3で敗れた。
グループC首位のイングランドをとらえたいイタリアは、15分に先制した。右サイドの深い位置からジョヴァンニ・ディ・ロレンツォがクロスを入れると、中央でジャンルカ・スカマッカが押し込んで、敵地でリードを奪う。
しかし30分、ジュード・ベリンガムに対してディ・ロレンツォがファウルをしたということでPKのジャッジ。これをハリー・ケインに決められ、1-1とされて折り返した。
次にゴールを奪ったのはイングランド。57分、ベリンガムが抜け出して速攻に出たイングランドは、左でマーカス・ラッシュフォードが受けてドリブルを仕掛け、強烈な右足のシュートを突き刺した。
イタリアは63分にアレッサンドロ・バストーニ、モイズ・ケーン、フェデリコ・ディマルコを投入して反撃を目指すが、77分には痛い失点。バストーニの対応が甘くなったところをケインにつかれて、そのまま得点を許し、イタリアは1-3で敗れた。
イタリアは暫定3位に転落
勝利を収めたイングランドは、2試合を残して本大会行きが決定。敗れたイタリアは、同日の試合で勝利を収めたウクライナに抜かれて3位に転落した。
ただし、ウクライナは1試合消化が早い。イタリアは11月17日に北マケドニアと対戦して、ここで勝てばウクライナと再び勝ち点で並ぶことに。そして、20日にはそのウクライナと直接対決となる。