通常であれば3年以上の出場停止だが…
スポーツ賭博問題で処分を科される可能性が高まっているニコロ・ファジョーリ、サンドロ・トナーリ、ニコロ・ザニオーロの今後はどうなるのだろうか。『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が13日に取り上げた。
イタリアサッカー連盟(FIGC)の公式サイトに記載されている競技ルールの第24条には「プロクラブのメンバーはFIGC、FIFA、UEFAが主催する公式戦で賭けを行ったり受けたりすることを禁じる」と明記されている。そして、これを違反した場合は、「3年以上の活動禁止か資格はく奪処分、および2万5000ユーロ以上の罰金処分」とある。
このため、今回の疑いがある選手たちは3年以上ピッチに戻れないことになるが、減刑の可能性があることを『ガゼッタ』は指摘した。
処分軽減の条件として、捜査終了前に司法取引が行われた場合。このときは量刑が50%になるという。また、現在進んでいるこの問題について、捜査に役立つ有益な情報を提供すれば、大幅な減刑もあり得るとのことだ。