チャンピオンズリーグ決勝の贖罪…?
ロメル・ルカクは、今夏の去就が6月中に決まることを望んでいる。もちろん、希望はインテル残留だ。『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が17日に伝えた。
『ガゼッタ』によると、ルカクはチェルシーに対して、移籍先としてインテル以外のクラブを受け入れるつもりはないと通達している。
チェルシーでは年俸約1200万ユーロ+ボーナスを受け取っているルカクだが、インテルでは850万ユーロ+ボーナスが限度。それでもルカクはインテルで幸福を感じている。
ルカクは贖罪の気持ちもあると記事は伝えた。期待外れに終わった2022/23シーズン前半戦のことに加えて、チャンピオンズリーグ決勝でのヘディングのミスは、ますますインテルに尽くしたいというルカクの気持ちに火をつけているという。
インテルは現在、エディン・ジェコの退団が決定的と言われているところで、ルカクは新シーズンこそレギュラーとして前線に君臨するつもりだ。そのためにも、最善の形でプレシーズンを始めるために、早期の去就決着を望んでいる。
サウジアラビアから届いた超高額オファーを拒否したと言われているルカク。チェルシーはインテルから届いたレンタル延長の断ったとされているが、ルカクがほかの選択肢を望まないのであれば、チェルシーとしても困っているはず。再び交渉は動くだろうか。