ブロゾビッチが決勝へ、ドゥンフリースは3位決定戦
14日にUEFAネーションズリーグ準決勝のオランダ代表対クロアチア代表が行われ、延長戦の末に4-2でクロアチアが勝利を収めた。
先制したのはオランダ。左サイドの密集でうまくパスをつないで中へつなぎ、マレンが右足のシュートを沈めた。
後半に入ると1点を追うクロアチアが反撃。モドリッチがガクポに倒されて得たPKをクラマリッチが決めて1-1とすると、72分にはパシャリッチのボレーシュートで逆転に成功した。
残り時間でオランダが猛攻に出てパワープレーを仕掛けると、これが実を結ぶ。アディショナルタイム6分表示の6分にファン・ダイクが競り勝ってゴール前で混戦になると、途中出場のノア・ラングが詰めて、土壇場で2-2の同点に追いついた。
オランダが勢いづいて延長戦に入ったが、クロアチアの選手交代が活きた。延長戦から投入のペトコビッチが98分に鋭いターンから右足のミドルシュートを突き刺して再び勝ち越しに成功する。
オランダは延長後半にファン・ダイクを前線に固定して再び反撃を目指すが、今度はクロアチアがうまくゲームを閉めた。115分にペトコビッチがゴール前でファウルを受けてPKを獲得すると、モドリッチが決めて勝負あり。4-2でクロアチアが勝利を収めた。
ネーションズリーグの決勝と3位決定戦は18日の開催。それぞれの対戦相手は、15日のスペイン代表対イタリア代表で決定する。