カザデイは得点王へまっしぐら
U-20ワールドカップ2023準決勝が8日に行われた。U-20イタリア代表対U-20韓国代表は、2-1でイタリアが勝利した。
ウルグアイが待つ決勝戦に向けて、イタリアは好発進。開始14分、左サイドの高い位置でボールを奪ってリッカルド・トゥリッキアがマイナスに折り返すと、チェーザレ・カザデイが右足のダイレクトシュートをゴール右隅に決めて先制した。
カザデイの今大会7得点目でリードを奪って順調だったイタリアだが、18分にアクシデント。自陣ペナルティーエリア内でマッティア・ザノッティが相手を踏んでしまい、オンフィールドレビューでPKに。これを決められて同点になった。
その後はイタリアが主導権を握るも勝ち越すことはできず、1-1で折り返す。
後半に入って58分、イタリアはトンマーゾ・バルダンツィのCKからチャンス。ニアでフリックしたボールをファーのマッテオ・プラーティがヘディングで狙ったが、ゴールライン上でGKにかき出された。
韓国の球際の強さにやや苦戦したイタリア。勝負を決めたのは交代だった。82分に投入されたシモーネ・パフンディが86分にゴール正面やや右からのFKを担当。左足のシュートは壁を越えてから鋭く落ちてゴール右隅に突き刺さった。
6分のアディショナルタイムもしっかりコントロールしたイタリアは、パフンディのゴールが決勝点となり、韓国を撃破。ファイナル進出を決めた。
ウルグアイと対戦する決勝戦は、現地時間11日に行われる。
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