スタッツベースのスコアはアテになる?
サッカーNFT「Sorare(ソラーレ)」に片方の足を踏み込んだ筆者。これまでに感じたこととして、選手のパフォーマンス評価が現実に近いものになっているっぽいというものがあります。ただ、そうなりにくい選手もいるようです。
この記事では、2023年2月4日から7日にかけて行われたセリエA第21節からインテル対ミランのミラノダービーをピックアップし、仮想サッカーゲームのスコアと、イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』の採点にどれだけの差異があるかチェックしてみました。
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Sorareの点数算出方法
Sorareは試合開催ごとに選手のスタッツを基にしてそれぞれのスコアを付けています。自分が選んだ5人の合計スコアが高いと、Sorareの大会の中で高順位になるという仕組みです。
GKやDFならクリーンシート、FWならゴールやアシスト、中盤ならその両方。そして何よりも結果。そういったものを重視しつつ、パス成功やボール奪取などの回数を数値化してスコアにしていきます。
スコアを算出するスタッツですが、上記以外にも本当に様々なものがあります。ただ、リアルなサッカーを愛する我々としては、どうしても「数字だけでパフォーマンスは測れない」と思うものではないでしょうか。
ミラノダービーの『ガゼッタ』の採点
2月5日に行われたミラノダービーは、1-0でインテルが勝利しました。点差以上にミランを圧倒したゲームです。翌日の『ガゼッタ・デッロ・スポルト』は、各選手に以下の採点を付けました。
インテル先発メンバー:ガゼッタ採点
GK
アンドレ・オナナ 6
DF
ミラン・シュクリニアル 6.5
フランチェスコ・アチェルビ 7
アレッサンドロ・バストーニ 6.5
MF
マッテオ・ダルミアン 6.5
ニコロ・バレッラ 6
ハカン・チャルハノール 6.5
ヘンリク・ムヒタリャン 6
フェデリコ・ディマルコ 6.5
FW
エディン・ジェコ 6.5
ラウタロ・マルティネス 7.5
インテル先発メンバー:Sorareのスコア
ミラン先発メンバー採点
GK
チプリアン・タタルシャヌ 6.5
DF
ピエール・カルル 5
シモン・ケアー 4.5
マッテオ・ガッビア 5
MF
ダヴィデ・カラブリア 5
ジュニオール・メシアス 4.5
ラデ・クルニッチ 4.5
サンドロ・トナーリ 5.5
テオ・エルナンデス 5
FW
オリヴィエ・ジルー 4.5
ディボク・オリジ 4.5
ミラン先発メンバー:Sorareのスコア
大きな差はあるのか?
『ガゼッタ・デッロ・スポルト』がマン・オブ・ザ・マッチに選出したインテルのラウタロ・マルティネスがSorareでも最高点の「86」となっています。
ただ、インテルのジェコはだいぶスコアと採点に違いがあるようです。ゴールを決めたラウタロ・マルティネスはスコアが上がるのは当然なのですが、細部スタッツでも差が出ている模様。ラウタロ・マルティネスは枠内シュート3本で9ポイントを稼いでいますが、ジェコはこの試合でシュートなしと記録されています。FWは得点に絡むところを重視される傾向にあるので、縁の下の力持ちはスコアに反映されにくい部分もあるでしょう。
それでもハカン・チャルハノールの「75」などはスコアと採点がかみ合っている印象ではないでしょうか。
一方ミランでも、『ガゼッタ・デッロ・スポルト』の最高点とSorareの最高スコアが一致しており、どちらもタタルシャヌです。
フィールドプレーヤーに目を向けると、最終ラインではカルルのスコアが最低ですが、『ガゼッタ』ではケアーの4.5が最低です。カルルのスタッツですが、デュエル敗北5回でマイナス10、ボールロスト15回でマイナス9といったあたりが目立った減点要素。そのほかでイエローカードでマイナス3というのもあります。
『ガゼッタ』で4.5、Sorareで「28」のジルーも、デュエル敗北10でマイナス10が付いており、こちらもこのポイントが大きかった印象です。
セリエA第21節のハイスコア選手
ミラノダービー以外のセリエA第21節では、以下の選手たちにSorareがハイスコアを付けています。
FW
パウロ・ディバラ(ローマ)
ローマ 2-0 エンポリ
ディバラは2アシスト
Sorareスコア:95
ガゼッタ採点:7
アンドレア・ペターニャ(モンツァ)
モンツァ 2-2 サンプドリア
ペターニャは1ゴール
Sorareスコア:95
ガゼッタ採点:6.5
MF
クビツァ・クバラツヘリア(ナポリ)
スペツィア 0-3 ナポリ
クバラツヘリアは1ゴール1アシスト
Sorareスコア:92
ガゼッタ採点:7.5
マッテオ・ペッシーナ(モンツァ)
モンツァ 2-2 サンプドリア
ペッシーナは1ゴール
Sorareスコア:89
ガゼッタ採点:6.5(マン・オブ・ザ・マッチ)
DF
イバニェス(ローマ)
ローマ 2-0 エンポリ
イバニェスは1ゴール
Sorareスコア:96
ガゼッタ採点:7.5
Sorareとメディアの採点でやはり違いはある
こうしてみると、『ガゼッタ・デッロ・スポルト』の採点とSorareのスコアは近いようでもあり、やや違うようでもあるという感じでしょうか。ローマからはハイスコアに2選手が挙がっていますが、『ガゼッタ』のマン・オブ・ザ・マッチはタミー・エイブラハムでした。
もちろん、『ガゼッタ』が正解というわけではありませんし、採点なんて主観で良いというのが個人的な意見です。その一方で、それを極力排除したのがデータを数値化したものと言えると思います。
改めて見渡すと、スコアになりやすい選手とそうでない選手もいそうですね。チームや選手の調子を見極めた上で、細かい選手の特徴を把握してチーム編成をすれば、Sorareで上位進出も夢ではないかもしれません。
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