何者か「恥の上塗り」を演出？
カタールワールドカップ出場権を逃したイタリア代表は、まだそのショックを乗り越えられていない。「汚すぎるロッカールーム」騒動で、陰謀論も出てきた。
パレルモで行われたイタリア代表対北マケドニア代表のゲームのあと、ワールドカップ行きを逃したアッズーリのロッカールームが荒れまくっていたことが話題になった。カタール行きを逃したのに加えて、「後は野となれ山となれ」状態で、「恥の上塗り」だと厳しい批判にさらされている。
29日に行われるトルコ戦の先日会見でロベルト・マンチーニ監督とレオナルド・ボヌッチがこの一件を謝罪したが、イタリアサッカー連盟（FIGC）は、非を認めつつも、「一部は我々がしたことではない」と“言い訳”していた。
『コッリエレ・デッラ・セーラ』によると、イタリア代表スタッフの話として、広まった動画の中にうつっているバナナの皮と粉々になったカンノーロ（シチリアのドルチェ）については、そもそもアッズーリのロッカールームに存在していなかった。何者かが意図的に紛れ込ませて撮影し、イタリア代表の評判を下げようとした「陰謀論」が出ている。
ワールドカップ行きを逃してイタリア代表が荒れていたのは事実だとしても、それを大げさにしようとした人物がいるのかもしれない。
立つイタリア代表跡を濁す
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