スペツィアのFWヤニス・アンティステが、ティフォージの心をつかんでいる。『スカイ』が、同選手のキャリアを紹介した。
ヤニス・アンティステ
ポジション:FW
背番号:22
国籍:フランス
生年月日:2002/08/18
年齢:19歳
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19歳のアンティステは、今夏のメルカートでスペツィアに加わった。トゥールーズの下部組織出身のFWだ。
加入直後のラツィオ戦で途中出場したアンティステは、第2節ウディネーゼ戦から定位置を確保。第5節のユヴェントス戦でイタリアでの初ゴールを記録している。試合には敗れたものの、ユヴェントス相手のゴールで、多くのティフォージの心をつかんだ。
17歳でトップチームへ
トゥールーズでのデビューは17歳のときだった。クラブのU-17で1シーズンに21ゴール15アシストという圧倒的な活躍を見せてトップチームから声が掛かった。ただ、そけい部の負傷と新型コロナウイルスの影響で実戦経験を積む機会は限られてしまう。
それでも20-21シーズンはコンスタントにプレー。シーズンで8ゴール4アシストと活躍し、ヨーロッパのビッグクラブから関心を集めた。その中にはミランやアタランタも含まれている。
1歳で大事故に巻き込まれる
注目が集まるアンティステだが、そもそもカルチョができていること事態、奇跡的なことかもしれない。1歳のとき、アンティステは大きな事故に遭った。
両親と車でバカンスに出かけた際、車が大破する事故に遭ったという。アンティステは「僕はもちろん何も覚えていないけど、両親に言われたんだ。車が完全に壊れる事故だったってね。レスキュー隊は僕たちがみんな助からないと思ったそうだよ」とコメント。幸いにも、家族は全員元気だという。
アンリに憧れ、レヴァンドフスキに学ぶ
アンティステがFWとしてチェックしているのは、ロベルト・レヴァンドフスキだ。特にゴールへの執着心という点で参考にしているという。しかし、元々はティエリ・アンリに魅了されていたとのこと。当時はアーセナルの試合を全てチェックするほどの熱の入れようだったそうだ。