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インテルに敗れたクロトーネ、セリエB降格第一号。コズミ監督就任でシミー大暴れも、1年で1部を去る

クロトーネは1日、セリエA第34節でインテルをホームに迎え、0-2で敗れた。これにより、セリエB降格が決定している。

4試合残して降格決定

第33節まで消化して勝ち点18だったクロトーネ。残留圏となる17位のカリアリとの勝ち点差は13だった。インテル戦を終えてこの勝ち点差を詰められなかったことで、残り4試合での残留圏浮上が数字上不可能となり、昇格から1年で降格が決まっている。

監督交代で得点力アップも…

ジョヴァンニ・ストロッパ監督を第24節で解任し、セルセ・コズミ監督を迎えたクロトーネ。攻撃力は増したものの失点が増えてしまい、浮上を果たすことはできなかった。

ただ、そんなクロトーネでも、好材料はあった。ジュニオール・メシアスシミーは、大きなインパクトを残している。

メシアスは攻撃的な位置ならどこでもプレー。もがくクロトーネの中で、ポジションをかえながら常に出場し続けた。今シーズンはセリエA33試合で8ゴール4アシスト。昨シーズンはセリエBで6ゴール6アシストだったことを考えると、大きく飛躍した選手の一人と言えるだろう。

シミーはコズミ監督就任後にクロトーネを盛り上げた。3月3日から驚異的なペースでゴールを量産。7試合で10ゴールの大暴れをした。今シーズンのゴール数は19まで増えており、インモービレやイブラヒモビッチ、ラウタロ・マルティネスといった有力選手よりもゴールを決めていることになる。

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