FIGC会長「彼はイタリアカルチョの象徴」
イタリアサッカー連盟(FIGC)は15日、ジェンナーロ・ガットゥーゾが監督に就任したことを発表した。
6月のワールドカップ・ヨーロッパ予選でルチアーノ・スパレッティ前監督と別れることを決断したアッズーリは、クラウディオ・ラニエリ招へいに失敗したあと、ガットゥーゾと交渉を重ね、第23代イタリア代表監督が決定した。
ガットゥーゾは2006年のワールドカップ優勝メンバー。現役引退後はスイスのシオンで監督キャリアを始め、パレルモ、OFIクレタ、ピサ、ミラン、ナポリ、バレンシア、マルセイユ、ハイデュク・スプリトと指揮を執ってきた。
FIGCのガブリエレ・グラヴィーナ会長は「ガットゥーゾはイタリアカルチョの象徴であり、アッズーリのユニフォームは彼にとって第二の皮膚のようなもの。彼のモチベーション、プロ意識、そして経験は、代表チームが今後の試合を最良の形で迎えるために不可欠な要素となるだろう。我々が目指す目標の重要性を十分に理解したうえで、この挑戦を快く受け入れ、FIGCが掲げるイタリアカルチョ全体の発展プロジェクトに賛同し、全面的な献身を示してくれたことに感謝している」と述べた。
ミランも反応
現役時代に活躍したミランもガットゥーゾのイタリア代表監督就任を祝福。「行け、リーノ!」という言葉を添えた画像を投稿した。