クロトーネのFWシミーが、憧れの選手について語った。『TMW』で話している。
最下位のクロトーネは、セルセ・コズミ監督就任後も苦しんでいる。しかし、多くのゴールが決まるようになった。その原動力となっているのがシミーで、ここ5試合で8得点と大暴れ中だ。
憧れの選手としてヌワンコ・カヌを挙げたシミーは「永遠のアイドルだ。アヤックス、アーセナル、インテル、ポーツマス、行く先々で結果を出した。僕にとってカヌは全てなんだ。僕の基準であり、インスピレーションだね。インテル時代に病気になったけど、それを乗り越えてまたアーセナルで勝つために戻ってきた。すごいことだよ」と語った。
監督交代について問われると、こう話している。
「プレーのシステムは同じで、考えた方が変わったということだね。監督がかわれば、そこが変わるのは当然のことだ。僕たち選手はその中でベストを尽くすだけだね」
依然としてクロトーネの残留は厳しい状況。だが、シミーはほかのクラブから声がかかる可能性が十分にある。
「そのことは興味がない。僕はクロトーネの選手で、そこに対してとても誇りを持っているんだ。ここにきて5年になる。最初の瞬間から我が家のように感じてきたし、別の場所を考えるなんて想像できない。クロトーネとの契約があって、僕はこのクラブの一員であることがうれしいんだ」
シミーは2016年にクロトーネに加入。しかし、セリエAでは苦戦し、1年目は3得点、2年目は7得点という結果だった。セリエBに降格して迎えた3年目は14ゴールを挙げると、昨年はセリエBで20得点を達成。再びAに挑戦している今シーズンはこれまで結果が出ていなかったが、最近の活躍で得点数を15まで伸ばしている。