トリノに4失点大敗
パルマのGK鈴木彩艶が13日に行われたセリエA第29節のトリノ戦で復帰した。しかし、復帰戦はタフな結果となり、批判の対象となっている。
悪夢の立ち上がりと厳しい評価
昨年11月のミラン戦で左手を骨折し、長期離脱を余儀なくされていた鈴木。2月末からベンチ入りを果たし、この日のトリノ戦で満を持して先発に名を連ねた。
しかし、開始3分にジョバンニ・シメオネに角度のないところから股抜きゴールを許して頭を抱えると、後半はさらに3失点。チームは1-4という大敗を喫した。
『スポルトメディアセット』の採点は、チームワーストタイの「5」。『TMW』にいたっては単独最低点となる「4.5」をつけ、「悪夢の復帰戦。最初の出番でポカし、さらに3失点を喫した」と酷評している。
指揮官クエスタの擁護
厳しい逆風が吹くなか、パルマを率いるカルロス・クエスタ監督は『スカイ』のインタビューで教え子を擁護した。
「我々は実力に基づいて評価している。エドアルド・コルヴィがここまでよくやってくれていたし、それはケガをする前の彩艶にも言えることだ。彼はケガをした日、骨を折っていながらも10分間プレーを続けてくれた。パルマのために命を捧げたと言っていい。我々は彼のことをよく知っているし、彼が我々に何をもたらしてくれるかも分かっている」
「多くの人が疑問」?
『TMW』は鈴木の先発起用そのものに疑問を呈している
「スタメン発表の際、多くの人が『なぜ鈴木彩艶なのか』と疑問に思ったはずだ」と報じ、代役を務めてきたコルヴィを起用し続けるべきだったと指摘した。
数字の面でも比較がなされている。鈴木は今季リーグ戦14試合に出場して20失点、クリーンシートは4回。対するコルヴィは16試合で18失点、クリーンシートは6回を記録している。離脱中に信頼を勝ち取ったコルヴィを差し置いての起用に、納得がいかない層も少なくない。
パルマは次節、18位(暫定)クレモネーゼとの重要な一戦を控える。クエスタ監督が再び鈴木を送り出すのか、それともコルヴィに戻すのか。その決断に注目が集まっている。

