トリノ、3試合で15失点でマッツァーリ監督退任。後任はロンゴ

　トリノは4日、監督の交代を発表した。ワルテル・マッツァーリが双方の合意のもとで契約解除となり、モレノ・ロンゴが後任に決まっている。

　トリノはカンピオナート第22節終了時点で12位。先月25日のアタランタ戦で衝撃の0-7という大敗を喫すると、2日には残留争い中のレッチェに4点を奪われた。この2試合の間にはコッパ・イタリアでミランと対戦。延長戦まで戦ったが、120分間でこちらも4失点。直近3試合で15失点と大炎上となっている。

　レッチェ戦翌日、『トゥットスポルト』はマッツァーリ監督に「3」の採点をつけるなど、指揮官の責任を問う声が噴出。クラブもすぐに動き出し、3日のうちにロンゴ監督の誕生が濃厚になったと報じられた。

　ロンゴ監督は、トリノの下部組織で育ち、トリノでプロデビューを飾った現在44歳の指導者。かつてトリノのプリマヴェーラを率いた経験がある。