サンチョの最終回答も迫る
ローマはセリエA開幕戦でボローニャに勝利して白星スタートを切ったが、不安要素も残っている。
今夏加入の新戦力レオン・ベイリーに行われた検査の結果、右大腿直筋(前もも)の筋損傷が判明。全治は約4週間と見られており、『ANSA通信』などによれば、9月20日または21日に予定されるローマダービーへの出場も難しい可能性がある。
FW補強の行方は?
ローマはウォルヴァーハンプトン所属のファビオ・シウバ獲得に注力しており、交渉が続いていると『TMW』などが報じた。クラブは年俸200万ユーロの4年契約を提示したとされる。買い取りオプション付きレンタルでの獲得を目指しており、実質的には「1年+3年」の構成となる見込みだ。
ただ、新戦力を加えるには現有戦力の放出が前提条件となる。なかでも注目されているのがアルテム・ドフビクの去就だ。ナポリはすでに獲得レースから撤退したとされるが、ビジャレアルが関心を寄せているという。
ジェイドン・サンチョに関しては、ローマが引き続き説得を試みているものの、いまだ正式な返答は得られていない。クラブは代理人を通じて、26日までの回答を求めたとされている。