まずはFW補強に着手か
ローマは3日、タミー・エイブラハムのベシクタシュ移籍が決定した。今後は、補強の動きが本格化する見通しだ。『コッリエレ・デッロ・スポルト』が3日に伝えた。
ローマは財政面の整理と選手売却益の目標をクリアしたため、今後は補強フェーズに突入するという。同紙によると、センターバック2人、右ウイング1人、MF1人、FW2人というのが目標で、まずはFW補強を目指す。
本命はジョルジュ・ミカウターゼ
まずローマが狙っているのは、リヨンのジョルジュ・ミカウターゼだ。ローマは現状、左ウイングがステファン・エル・シャラウィのみで、センターフォワードとウイングの両方をこなせる最適な人材として挙がっている。
移籍金は2000万〜3000万ユーロで、ローマにとっても十分に手が届く範囲。ただ、フランクフルトやサンダーランドも獲得に動いていることから、簡単な交渉にはならないだろう。
ミカウターゼの獲得に失敗した場合は、レッチェのニコラ・クルストビッチが有力候補とされている。
右サイドにはウェズレイ?
右サイドの補強は、ガスペリーニ監督がアタランタ時代から注目していたフラメンゴのウェズレイが浮上していると『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が伝えた。
フラメンゴの要求は3000万ユーロと高額だが、ローマは交渉の余地があると判断しており、2500万ユーロ+ボーナスでの買い取りを前提としたレンタルでの獲得を目指すとみられている。