ボローニャに敗れて即決
ローマは10日、イヴァン・ユリッチ監督の解任を発表した。
ローマはこの日、セリエA第12節でボローニャと対戦し、2−3で敗れた。以前から監督解任の噂が出ていたがこれが決定打となり、17時30分ごろにクラブ公式サイトで監督解任が発表された。
フローラン・ギゾルフィSDは『DAZNイタリア』で「ユリッチには難しい時期にチームを指揮してくれたことに感謝している。彼と彼のスタッフはベストを尽くしてくれた。しかし、いまは冷静に正しい選択をするときだ。ユリッチは野心があり、豊富な運動量が要求されるサッカーをするが、いまは言い訳をするときではない。監督はベストを尽くしたが、我々は責任を取らなければいけない。この危機を管理することが重要で、我々はローマであり、すぐに競争力を取り戻さなければいけない。ティフォージには謝罪したい」と語った。
今季すでにダニエレ・デ・ロッシ監督を解任したローマは、早くも2度目の監督交代となる。後任候補としては、すでにロベルト・マンチーニにコンタクトを取っていることが報じられているが、どの程度交渉が具体的なものになっているのかは分からない。
ユリッチ監督はローマで公式戦12試合を指揮し、戦績は4勝3分け5敗だった。